農協に出荷するには、
残留農薬の検査が必要です。
費用はもちろん農協さんが
負担してくれます。
ビニール袋に入れてある、
剥き身の落花生。
これが残留農薬検査のサンプルです。
![](https://shinohara-shintama.jp/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0252-1024x768.jpg)
サンプルは、
白絹病が出ている株から
とりました。
このまま置いておいても、
病気にやられてしまうので、
お金にならないサンプルに
使わせてもらいました。
![](https://shinohara-shintama.jp/wp-content/uploads/2019/12/67778460_2319517258113631_2826030425695059968_n.jpg)
白絹病にやられた株を
見てみると、
落花生も頑張って
対抗していることがよくわかります。
病原菌に取り憑かれた枝は、
まだ元気な茎から根っこを出しています。
菌に侵された部分が死んでしまっても、
そのさきが生き残れるように
抵抗しているのがわかります。
元気な枝と比べると、
こんなところから
根っこが出るなんて
本当に健気だと思います。
![](https://shinohara-shintama.jp/wp-content/uploads/2019/12/67402689_2319517414780282_1594171515291566080_n.jpg)
そして、白絹病の菌核、
茶色いつぶつぶ。
この菌核の状態で、
条件が整うまで休眠するそうです。
こんな小さい粒が
土の中にばらまかれたんじゃぁ、
どうしようもないですね。
白絹病の病原菌が
我が世の春を謳歌できないように、
畑の土の中でたくさんの菌が
共棲出来るような土作りを
していかないといけないなと
思いました。
さて、
落花生の出荷開始まで
あと1週間。
今年ももちろん
直売もします。
直売はもう少し先のご案内になりますが、
ご利用いただけますよう
よろしくお願いいたします。
あと、
落花生の収穫調整作業を手伝ってくださる方、
募集中です。
手伝ってもいいよ!という方は、
直接メッセージいただけると幸いです。