出荷できないさつまいも、
国による買取の準備が始まりました。
アリモドキゾウムシの生息が確認された篠原周辺では、
収穫したさつまいもが、
出荷できなくなりました。
昨年末の追加の説明会では、
篠原とその西の坪井あたりに虫が
たくさん見つかっているとのことでした。
その説明会で、
出荷できずに残った芋は
買取ってもらえると話しがあったので、
申込しました。
年があけて1月6日、
西部農林事務所の職員さんが、
買取対象のさつまいもの計量に
いらっしゃいました。
![](https://shinohara-shintama.jp/wp-content/uploads/2023/01/324023737_748436036178390_7969010456643860574_n-768x1024.jpg)
保管しているコンテナ数から
250キロくらいと申告して
計量にきていただきましたが、
はかってみたら400キロ近くもありました。
予定狂わせてしまってすみません。
全国でこれまで、
6回だったか、7回だったか、
根絶に成功しているそうです。
ただ、これまでの発生地域はど田舎で
家がなく畑だけのところ。
篠原のように畑と家が混在してるのは
初めての経験だということでした。
![](https://shinohara-shintama.jp/wp-content/uploads/2023/01/325662572_914525036218202_7236912557243329032_n-1024x768.jpg)
農家以外の一般家庭に、
家庭菜園などでさつまいもや空芯菜、
朝顔の栽培禁止を徹底するのが課題
とのことでした。
思えば、コロナはすでに制御できなくなって、
当たり前になってしまいました。
政府はまだコロナを抑え込むような行動をしてますが、
実社会ではすでにウィズコロナ。
今回のアリモドキゾウムシは、
これまでの研究で生態がある程度わかっているので、
対策可能だとおもいますが、
温暖な浜松ではいつの日か
ウィズアリモドキゾウムシに
なってしまうかもしれません。
その場合、今の法律では、
篠原では特産の早堀甘藷がつくれません。
どんな未来になるかわかりませんが、
ウィズアリモドキゾウムシも想定して、
これからの経営を考えていきます。