出荷できないさつまいも、
国による買取の準備が始まりました。
アリモドキゾウムシの生息が確認された篠原周辺では、
収穫したさつまいもが、
出荷できなくなりました。
昨年末の追加の説明会では、
篠原とその西の坪井あたりに虫が
たくさん見つかっているとのことでした。
その説明会で、
出荷できずに残った芋は
買取ってもらえると話しがあったので、
申込しました。
年があけて1月6日、
西部農林事務所の職員さんが、
買取対象のさつまいもの計量に
いらっしゃいました。
保管しているコンテナ数から
250キロくらいと申告して
計量にきていただきましたが、
はかってみたら400キロ近くもありました。
予定狂わせてしまってすみません。
全国でこれまで、
6回だったか、7回だったか、
根絶に成功しているそうです。
ただ、これまでの発生地域はど田舎で
家がなく畑だけのところ。
篠原のように畑と家が混在してるのは
初めての経験だということでした。
農家以外の一般家庭に、
家庭菜園などでさつまいもや空芯菜、
朝顔の栽培禁止を徹底するのが課題
とのことでした。
思えば、コロナはすでに制御できなくなって、
当たり前になってしまいました。
政府はまだコロナを抑え込むような行動をしてますが、
実社会ではすでにウィズコロナ。
今回のアリモドキゾウムシは、
これまでの研究で生態がある程度わかっているので、
対策可能だとおもいますが、
温暖な浜松ではいつの日か
ウィズアリモドキゾウムシに
なってしまうかもしれません。
その場合、今の法律では、
篠原では特産の早堀甘藷がつくれません。
どんな未来になるかわかりませんが、
ウィズアリモドキゾウムシも想定して、
これからの経営を考えていきます。