農協に出荷するには、
残留農薬の検査が必要です。
費用はもちろん農協さんが
負担してくれます。
ビニール袋に入れてある、
剥き身の落花生。
これが残留農薬検査のサンプルです。
サンプルは、
白絹病が出ている株から
とりました。
このまま置いておいても、
病気にやられてしまうので、
お金にならないサンプルに
使わせてもらいました。
白絹病にやられた株を
見てみると、
落花生も頑張って
対抗していることがよくわかります。
病原菌に取り憑かれた枝は、
まだ元気な茎から根っこを出しています。
菌に侵された部分が死んでしまっても、
そのさきが生き残れるように
抵抗しているのがわかります。
元気な枝と比べると、
こんなところから
根っこが出るなんて
本当に健気だと思います。
そして、白絹病の菌核、
茶色いつぶつぶ。
この菌核の状態で、
条件が整うまで休眠するそうです。
こんな小さい粒が
土の中にばらまかれたんじゃぁ、
どうしようもないですね。
白絹病の病原菌が
我が世の春を謳歌できないように、
畑の土の中でたくさんの菌が
共棲出来るような土作りを
していかないといけないなと
思いました。
さて、
落花生の出荷開始まで
あと1週間。
今年ももちろん
直売もします。
直売はもう少し先のご案内になりますが、
ご利用いただけますよう
よろしくお願いいたします。
あと、
落花生の収穫調整作業を手伝ってくださる方、
募集中です。
手伝ってもいいよ!という方は、
直接メッセージいただけると幸いです。