寒波襲来の日、
1月25日。
全国的には大雪の様子ですが、
ここ浜松では、
ありがたいことにまったく降らず、
つもりませんでした。
さすが浜松。
こうじゃないと。
浜松の北側は日本アルプス。
この高い山が雪雲を遮ってくれるのです。
でも少し西に行くと、
東海道新幹線が雪で泣かされる関ヶ原、
そして鈴鹿の山を越えてさらに
伊勢湾をこえて雪雲が流れてきます。
雪は降りませんでしたが、
冷え込みは厳しく、
玉ねぎはかちんこちんに
凍っていました。
葉っぱが硬くなっていて、
シャーベット状になっています。
これはかなりダメージありそうです。
特に最近、アザミウマという
小さな吸汁害虫が大発生しています。
この虫が植物の体液を吸うときに、
葉っぱに穴を開けます。
目に見えない小さな穴で
傷つけられた葉っぱは、
白っぽく、あるいは銀色っぽく変色します。
そのようになった葉っぱを見て、
農家の人たちは、
「スリップス(アザミウマ)になめられる」
なんて表現したりします。
寒波で葉が凍ったり解けたりすると、
その舐められた跡、
葉っぱの傷跡から葉っぱが
どんどん傷んでいくのでは?
と心配しています。
寒波が通り過ぎたら、
風の弱い日を狙って防除して回る予定です。
が、果たして救出することができるのか?
こうなる前に虫が寄り付かない
健康な状態を維持するべきですね。