選別箱詰めをおねがいしているパートさんが、
悲しそうな表情で私を呼び止めました。
なにごとか?
とおもって、
話を聞いてみると、
キズのついた玉葱が多く
出荷出来なくてもったいない、
という事でした。
毎年一定数のたまねぎが、
こうやってざっくりとキズつけられてしまいます。
今までは仕方ないとあきらめて、
パートさんに持って帰ってもらってました。
持って帰ってもらうときには、
貯金箱にお気持ちのお金をいれてってもらって、
それを子ども食堂に寄付してました。
完全に無駄にならないから
キズがついたたまねぎが出てもしょうがない。
これまではそんな考えだったんです。
でも、直訴されたら、
対策考えるしかない。
原因は2つ。
収穫時か、選別時か。
収穫時は、
鎌やコンテナに当てちゃうことでキズがつくので、
作業時に気をつければ減らせる。
選別時には、
機械に送り込むエレベーターに玉葱があたると、
傷がつく。
これは、人が気をつけようがない。
なので、
このエレベーターの歯先をどうにか保護しようと、
地元のホームセンター、
ジャンボエンチョーを探し回りました。
そしてみつけたのが、
梱包用クッションテープ。
これを貼り付けたら、
次の日からキズのついたたまねぎが
かなりへりました。
めでたしめでたし。
ちなみに、この玉葱洗浄選別機、
設計思想が気に入らんのですが、
地元ではこのメーカーのものがスタンダードだったので、
何も考えずに導入しました。
色々問題あって使いにくいなぁ、
こうしたら改善できるなぁ、
と思っ調べると、
思った通りの機械をつくってるメーカーさんが
あるではないですか!
機械は高価だから、
簡単に入れ替えられないんで、
良く調べて、もし可能なら、
デモ機使わせてもらって納得してから、
お金払った方がいいですね。