令和5年産たまねぎ
初荷出荷してきました。
思い返せば去年6月から、
玉ねぎの栽培はスタートしました。
苗場にする畑に消石灰をまいて
土壌のpHを調整。
粉の消石灰を使ったので、
風のない日を狙う必要がありました。
その後堆肥散布。
牧場のオンボロダンプを借りて
堆肥を運びました。
そのダンプ、ついにご臨終になったようで、
今年はダンプレンタカーで借りないと。
暑い中での堆肥散布は大変な作業です。
しかも、
潮田さんから学んだ土づくりに必要な
堆肥の量はこれまでの倍以上。
本気でやるなら散布機が必要だと感じ、
導入することにしました。
7月にはいったら土壌消毒。
雨上がりの、土に水分がある状態で
薬剤散布してマルチング。
朝の涼しく風のない時間を狙いますが、
終わる頃には日が高く、
暑い中での作業はしんどいものです。
8月のお盆頃に種まき。
苗を直射日光から守るために
発芽するまで日除けします。
1ヶ月ちょっと育苗。
その間何回か殺菌剤殺虫剤散布、
肥料を2回追肥。
今年は育苗中に薬害出して
苗が足りなくなるのではないかと
かなりヒヤヒヤしました。
9月末から苗植え。
そのあと肥料をやったり、
草を取ったり、
殺虫剤や殺菌剤、
液肥を撒いたり、
そして年を越して1月
収穫を迎えました。
まだ全部の玉ねぎが
大きく育っているわけではないので、
大きくなったものから拾いどり。
根と葉を切り、
乾かしてから砂を落として
選別して、
箱詰めして、
出荷。
今年も無事に初荷出荷できました。
縁起物なので、
少量でも初荷出したいですね。
ちなみに、地域の玉葱名人は、
初荷で200ケースくらい出荷する勢いで
収穫してらっしゃいました。
私の初荷の量の10倍です。
何年か後には、
名人みたいに沢山の初荷を
出せるようになりたいです。
4日に出荷される初荷玉葱は、
5日に市場を通ってお店に並びます。
数日後に静岡県産のたまねぎが
店頭に並ぶと思いますので、
見かけましたら是非お買い求めください。
お店で見つけられなかった、とか
お店に行くのは面倒、
という場合は、
ネットショップからご注文ください。