たまねぎ畑あき始めました。
たまねぎの収穫が進んで、
空き始めた畑がいくつか出てきました。
空いた畑は、
次の作付けに向けて準備をしていくわけですが、
まだまだ収穫が続くので、
すぐに耕起したりせず
しばらくそのままです。
耕してしまうと、
まだ風が強い時期なので、
畑の砂が飛んでいってしまうという
弊害もあります。
とはいえ、どんな状況で
たまねぎさんが育ってきたのかは
気になるところ。
土を取ってきて、土壌のphを測ってみました。
この畑は、玉葱を作る前は、
phが6~6.5の間くらいでした。
なので、特に石灰も置かず
栽培開始しました。
収穫完了した後のphの値は、
大体5.5。
なんと、1作でこれくらい
酸性化が進んでしまう。
phが6.5より酸性側だったら、
石灰を置いて6.5程度になるようにするべきですね。
6.5からの乖離が少なければ少ないほど、
畑に散布する石灰も少なくすみます。
その分、作業が楽になります。
毎年少しずつ散布して、
ph6.5近辺を維持しておく方が、
畑にも体にも良いってことです。
ちなみに、このphを測定するキット、
理科の実験をしているみたいで
とっつきにくい感じがするかもしれませんが、
Amazonで結構安く買えます。
私が買ったのは、
「ひしきしき」と読むのか
「ひしょくしき」と読むのかわかりませんが、
空気が抜けていく名前です。
お値段3500円位で、
100検体くらい使えます。
デジタルのものも使ったことがありますが、
キャリブレーションがどうのこうのとか
結構気を使いました。
比色式だと、機械のことを気にせず気軽に使るので、
私はこっちの方が好きです。
畑の土づくりはphの矯正から始まります。
その第一歩を一足早く踏み出すために、
このph測定器は重宝しています。